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バイナリーでボリンジャーバンドを使って勝つ方法とは?「初級編 LV3」

執事
今回は移動平均線に次いで使用されることが多い、ボリンジャーバンドとMACDという定番中の定番であるテクニカル指標について説明したいと思います。

冒険者
ボリンジャーバンドは僕の調べた時に聞いたことがあります!

執事
ええ。FXやバイナリーオプションなど為替のことを検索すれば、ほとんど説明されているというほど愛用されているものですね。

冒険者
ただ、調べてみると統計学がなんちゃらとか違う説明方法だったりと簡単そうに見えて意外とイマイチ理解しているか曖昧なものではあります。
執事
殆どの人はボリンジャーバンドの内側に収まるという認識で逆張りをしがちではありますが、本来なら順張り用の指標であり、勘違いされているトレーダーがいるのも事実です。

冒険者
確かに!簡単だからこそ意外と細かい点や使い方については単純な理解の仕方になっているかもしれませんね。

執事
なので、今回はボリンジャーバンドとMACDを含めて説明していくのできちんと見直しましょう。

 

ボリンジャーバンドは統計額に基いて作られている

執事
ボリンジャーバンドは、 統計学の標準偏差と正規分布の考え方に基づいている指標になります。

執事
標準偏差というと、真っ先に思い浮かべるのは、高校受験や大学受験の際によく使われている偏差値が頭に思い浮かぶかと思いますが、2つとも同じ考え方に基づいて計算されています。

冒険者
なるほど!まさか学生時代に気にしたいた偏差値がここで為替の世界でも使われているのは予想外。

執事
ここで標準偏差というものを軽く説明しますが、標準偏差とは、ある一定期間の価格が期間の平均値からどれぐらいばらついているのか? 分散しているのかを求めたものになります。

執事
例えば、ドル円の終値が

1日目 80.40
2日目 79.60
3日目 78.50
4日目 78.50
5日目 79.80

執事
だと仮定します。そうすると5日目の平均値は79.10になりますので、描く終値が平均値からどれだけ離れているのか?という点を絶対値で表すと

1日目 1.3

2日目 0.5

3日目 1.9

4日目 0.6

5日目 0.7

執事
となります。そして、標準偏差はこの各数値を二乗して総和を求めたうえで期間5で割り、√を使って平方根求めると「1.3の二乗+0.5の二乗・・・」÷5を√にすると、1.28が標準偏差ということになります。標準偏差はα(シグマ)と呼びますが、「平均値±標準偏差」が±1α、「平均値±標準偏差×2」が+2α線になり、この標準偏差を統計学の「正規分布」に当てはめれば、価格の変動が

±1αに収まる確率は68.26%

±2αに収まる確率は95.44%

±3αに収まる確率は99.73%

執事
になると証明されています。

冒険者
う~ん…数学は苦手なせいか混乱してきました汗

執事
では、難しく考えずに下の図を見てください。

執事
これを受験勉強の偏差値で考えると、+1αは偏差値が60であり、+2αは偏差値が70、+3αは偏差値が80になりますから、為替レートが+2αや+3αに達するのが統計学的に見てみるとかなり珍しいケースになるということが分かると思います。

冒険者
確かに統計学で考えるとそうですが、為替相場に統計学できちんと収まるのでしょうか…

執事
ええ。為替は統計学に当てはまらないので信じすぎるのもダメです。ボリンジャーバンドを考案した人も順張りで使っているそうでので、使い分けやMACDなどで騙しを見抜けるようになりましょう。

執事
ただ、統計学の正規分布の考え方で見て見ると「ボリンジャーバンドの±2α線を超える確率は4%に過ぎず、いずれ平均値の方を戻るほうが高い」と予測して考えることもできるわけです。

冒険者
確かに全否定するのも違いますね。

執事
はい。こうした逆張りがボリンジャーバンドの基本として根付いていますが、本来は順張りを基礎としたものなので、その点を忘れずにトレードに活かしていきましょう。

冒険者
はい!!

 

±2αを使った逆張りの方法とバンドの拡大を狙った順張りの手法


執事
ボリンジャーバンドでは、①為替レートに対して外線のバンドがどの位置にあるのか?②バンドが拡大しているのか?縮小しているのか?
執事
この2点に注目します。

冒険者
確か値動きがあるほど広がって、値動きが少ないほど縮小して内側に価格が収まるようになるというものですよね。

執事
はい。①の外線に対して越えたところに価格がある場合は、まさに逆張りの発送になります。
執事
つまり、価格が±2αを越えたら上昇しすぎ、または下降しすぎなので、上に超えれば売りで下に超えれば買いと逆にエントリーしていくような流れになります。

冒険者
なるほど!分かりやすいです!
執事
反対に②のようにバンドの幅が広がって価格のボラリティが急上昇しているので、その方向について順張りをしていくという判断していきます。

冒険者
計算方法はちょっと難しく感じましたが、取引の仕方は単純というか簡単ですね。

執事
そうですね。そして、ボラリティ(変動率)は価格の値動きの激しさを表したものであり、狭い値幅で小刻みに動いていた為替レートが一定方向に勢い良く動き出した瞬間を、ボリンジャーバンドのバンド幅によって順張りしていくのが②になります。

執事
ただ、単純だからこそ順張りで使うのか逆張りで使うのか、使い方替え局面局面で180度違うものになるのがボリンジャーバンドの最大の難点でもあります。

執事
しかし、ボリンジャーバンドが統計学における価格の「バラツキ」を示しており、バンドの広がりや縮小やセンターバンドから傾き具合を見て「今の値動きが荒れているのか?乏しいのか?」という現状認識をするには大変役立つ指標ともいえます。

冒険者
確かに値動きが傾き始めるとチャート画面いっぱいに広がって収まりきらないときもありますからね。

執事
それはただ単にチャート画面を拡大して見すぎです。

冒険者
…汗

執事
ボリンジャーバンドだけだとその縮小や拡大している動きに対応しずらいという点から逆張りで使う時は、「買われすぎ・売られすぎ」を判断する別のオシレーター系の指標も併用して売買のシグナルの精度を高める必要があります。

ボリンジャーバンドをバイナリーオプションで使う際の注意点

執事
ボリンジャーバンドを開発したジョン・ボリンジャーバンド自身が「逆張りで使うべきではない」と言っています。

執事
数十%の確率で収まると聞くと逆張りを意識して認識してしまいがちですが、統計で価格は当てはまらないということで「±α近辺に為替レートがきたら逆張り」という単純な方法だと失敗する可能性も高くなります。

冒険者
もっと早く知っておけばよかったです…

執事
おや?既に失敗談をお待ちでしたか

執事
なら、より考え方や併用するオシレーター系や経験が必要になると分かるはずです。

執事
あえてボリンジャーバンドを単純化すると「逆張りが成功しやすいのは相場が落ち着いているレンジ相場や規則正いトレンド相場」であり、失敗しやすいのは相場の急変やもみ合いからの上下のトレンドが発生する場合になります。

冒険者
なるほど!

執事
そして、反対に順張りで成功しやすいのは、相場が静かな状態から方向性を持って大きく動き始めた時です。このパターンは経済指標発生後もよく見られますね。
執事
そして順張りで失敗しやすいケースは規則正しい相場であり、乱高下がツヂたあとの相場が休止する時になります。

冒険者
簡単に見えて奥が深いテクニカル指標ですね!

執事
ええ。だからこそ考え方や自分の使い方に合わせて知識に振り回されない取引をしていきましょう。

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