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金価格で分かる為替相場「金の価格は人々の不安を映し出す鏡」

金

どうも、HAKUMAです。

 

皆さんは、金(きん)といったらどういうイメージを思い浮かべるでしょうか。

金というと、高価過ぎてお金持ちの象徴と思い浮かべる人もいるかもしれません。

金を持つものはすべてを制す

という言い回しがあります。

 

誇大表現のようにも聞こえますが、

それでも金というのは、皆等しく価値あるものという価値観があるはずです。

 

あれだけ輝いていたら嫌でも高価なことは分かりますし、ドラマや映画でも金の延べ棒などが宝として使われることは少なくありませんよね。

全てのものは需要と供給で成り立っています。

金も例外ではなく、価格が普遍的だということはありません。

 

金と聞くとその値段や高価さ、派手さなどに目がいきがちですが、「金価格」は市場のムードを知るためにすぐれた指標となることをご存知でしょうか。

 

大まかな言い方をすれば、

金価格は経済・金融・国際政治におけるあらゆる不安を映し出すバロメーターだといえます。

 

今回の記事では、金の価格で経済情報や投資家の心理などを読み解く力を身に着けたもらうために、金の価格が変動することで分かる経済や為替についてをお伝えしていきたいと思います。

 

金の価格が下がる時は「経済が好調な証拠」

金

経済状況が好調であり、金融システムにも問題がなく、世の中に大きな混乱がないようなときには、資産家などの人々は金を買おうとしません。

ですから、金の価値は下がり気味になります。

 

例えばですが、1980年代と90年代には金はあまり人気がなく、投資家の目は他の金融商品や資産に向いていました。その結果、1980年から1999年までの20年間に渡って金の相場はかなり停滞していました。

 

1オンス(28グラム)850ドル(日本円で約95,000円)だった価格が、

1オンス(28グラム)250ドル(日本円で約28,000円)程度まで下落しています。

ちょうど後継機が続いた時期になります。

 

当時の経済成長率は凄まじく、インフレ率も低くて大きな戦争もありませんでした。

 

しかし、1オンス260ドル(日本円で約29,000円)程度だった金価格は、2001年から2010年までの10年間で一気に1300ドル(日本円で約145,000 )を超えるほどになり、わずか10年の間に5倍になりました。

この時期は、ITバブルが弾け、米国の不動産価格は激しい上昇と暴落を経験し、世界の金融システムが崩壊の危機にさらされる一方で、米国はイラクとアフガニスタンにおける戦争にずるずると関わり続けていることも影響しています。

 

さらに米国政府は、とても返しきれない額の借金をし続け、インフレの懸念も高まりました。このように不安が高まる時期には、金は魅力的な投資対象となります。

 

金は価値の安全な保存手段として、大昔から信頼され続けてきました。

されに比べると紙のお金など10年やそこらで価値を失うことも珍しくなく、信用するには足りないと考える投資家や資産は非常に多くいます。

金投資に詳しいジョージ・ジョロと呼ばれる人がいるのですが、

その人によると、1930年代の金1kgの価値は立派な4ドアの自動車1台分に相当していました。

 

そしてそれは今でも、まったく変わっていません。

当時の自動車価格に相当するドルが、現在どれほどちっぽけな価格になっているかを考えると、驚くほどの安定性だといえます。

 

金価格を指標として活用するポイント

金価格を指標として活用するためのポイントは、投資需要を見ることです。

 

世界で算出される金のうち、およそ3分の2は装飾品に使用されています。しかし、金価格の上昇にもっとも大きく関連するのは、投資家による需要になります。

金投資コンサルタントとしてCPMグループの社長のジェフリー・クリスチャンは、「投資需要が年間2000万オンスを越えたら金貨価格が上昇してくる」ということを伝えているようです。

これは昔から変らない目安ですが、現在の投資家達がどんどん金に飛びつき、さらに多くの金が買われているそうでうす。

 

まだしばらくはこの傾向が続く、とクリスチャン氏は考えているそうですが、この情報をどのように使えば利益を出せるか考えてみましょう。

 

金の投資需要の高まりにうまく乗って、価格上昇で儲けるのも1つの手ではあると思います。

しかし、そうした投資は専門家にでも任せておくのが安全で、個人投資家が手を出すと考えると不安が残りますよね。

 

というのも、金市場は控えめにいっても、かなり見通しの悪い世界だからです。

ではその代わりにどうするかというと、ポートフォリオ・インシュアランス(相場下落への防衛として、安定した資産運用を目指す投資方法に利用します。

つまり、ひどい状況などの事態にそなえて、資産を守るための「保険」として持っておくというわけです。

 

どんな人でも、ポートフォリオの一定の割合はいざという時の保険に充てておくべきだと考えます。たいていの人のポートフォリオは日常的な動きのなかで儲けることしか考えていませんが、非常事態に備えるという視点は必要です。これはFXやバイナリーオプションでも同じですね。

こういった視点で物事を考えるのは、投資家として必要な素質とともに、教養としてもっておくべき知識です。

 

つまり、何か合ったときのために、資産配分に一定の金を組み込んでおくべきだということです。

金の価格は、その他の資産とは

無関係な動きをすることが知られています。

そのため金を組み込むことによって、ポートフォリオ全体が一方的に動いてしまうのを避けることが可能になるというわけです。

 

経済が悲惨な状態な場合、金価格は恐らく上昇し、そして悲惨な状況に陥らなかった場合は近以外の資産で利益を出せることになります。

 

資産全体のおよそ5%〜15%に割り当てればいいというのが多くの専門家の意見です。

金を買うにはいくつかの方法がありますが、もっとも簡単な方法は、SPDRゴールド・シェアなどの上場投資信託です。株を買うのとまったく同じように購入することができます。あるいは、コインの形で金の実物を手に入れる方法もあります。

 

ただしコインを買う場合は、必ず地金型金貨を選ぶようにしましょう。

含まれている金の量によって価格が決まる対応の金貨です。

 

これに対して収集型と呼ばれる金貨は、金の量ではなく細工や希少性によって価格が決まるので、ここでは適切ではありません。主な地金型金貨はには、アメリカのイーグル金貨や南アフリカのクルーガーランド金貨、カナダのメイプルリーフ金貨などがあります。

 

 

金の価値を省みて分かること

金の価値が上下するのは、現物資産であり、需要があるからこその変動があります。

基本的に金と米ドルは逆相関関係が基準になりますが、その基準があるからこそ価格の変化で現在の経済事情を読み取ることが可能になるわけです。

資産の一部を最悪の場合の「保障」に備えて金に変えておくことは、投資で利益が出てきたときに意識すればいいのではないかと思います。保有していて価値があがれば、投資として売却してもいいですし、ずっと持っておくことで最低限の資産を守るという現物で保有しておくことも悪くありません。

 

なので、資産運用に迷ったら金を取り敢えず保有しておくというのも良いかも知れませんね。

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