最近よく頂く問い合わせの中で、最終的に「毎月〇〇万円稼げるようになりたいです!」
という熱いメッセージを聞きます。
その事自体はとてもいいのですが、人によっては副業としてやるバイトぐらいは稼げるようになりたいという人がほとんどです。
決して悪いことではないのですが、バイトをやった時と同じ時給換算で考えて出た金額を目標にFXやバイナリーオプションで利益を上げられるようになりたいのであれば、「バイトでいいのは?」と思ってしまいます。
FXなどの資産運用で1番威力を発揮するのは複利運用ですが、バイトとの大きな違いというのは何なのかという点をもう一度考えてもらればと思います。
人よっては、手間もかからずバイトと同じぐらい稼げれば儲けもんだな。
なんて考えている人も当然多いと思います。
しかし、為替の世界では1日に多くの投資家が資金を投資している中で、バイト程度なら稼げるだろうなんて甘い考えて利益が出るほど甘い世界ではありません。
目次
FX投資とバイトを続けることで生まれる3つの違い
そもそもアルバイトをやる人の多くが経済負担が生活に圧迫してきていると感じ、手軽にかつ確実に入る収入口として始めようと感じるはずです。
しかし、大学生なら多くても1日に6時間~10時間。
サラリーマンやOLであれば1日に3時間~5時間程度をアルバイトに費やすことができるかと思います。
そうすると1ヶ月で得られる給料は5万~多くても10万円になるはず。
毎月5万円から10万の給料で満足できる余裕や自由を生むことが出来るのであればいいですが、多くの人は「まだ足りない…」と考えてしまうはずです。
1年でみると60万円~120万。
少なくはないでしょうが、特別自由な遊べる時間や飲みに行ける時間が減ると考えるとかなり精神的な余裕はなくなるはずです。
しかし、バイトで消えるはずの時間をFXに投資することによってバイト以上の利益に変わり、将来性・時間の2つが大きく変わります。
これは投資を知らなければ理解して頂けないかもしれませんので、この2つをまずは説明していこうと思います。
将来的に見た時の時給換算がバイトだと変わらない
アルバイトのデメリットとして上げられるものの1つに賃金が変わらないという点があげられます。
もちろん研修期間と比べるとだいぶ変わりますし、時間帯によって忙しさが違えば
それだけわずかにですが100円から300円程度は変わるでしょう。
しかし、ずっと変わらない時給では毎月得ることが出来る給料は変わらないことを意味してます。
それは、将来的に見たとき時間の余裕を生むでしょうか?
この時点で自分の貯金を増やして精神的な余裕ができたとしても、バイトを続けない限り継続性がないので結局自分の時間を切り売りして時間の余裕がなくなりかねません。
つまり、アルバイトだと自分の働きに対して価値を付けられているということ。
それは価値が一定の値段から超えないことを意味しています。
1年や5年ぐらいならいいでしょう。
しかし、本職で思っていた以上に給料が伸びない、あるいは家庭を持つことで予想以上の出費が出た時のことを考えると、正直年齢の壁が出てきます。
あなたが40代・50代になったときアルバイトをやらざるを得ない状況になった時、果たして前向きに求人情報誌に向き合えるでしょうか。
FXなどであれば、「今すぐに100万円欲しい!」と欲を出さずに将来を見越したローリスクローリタンで資金を複利運用していけば、10年後には時間にも生活にも余裕を得るぐらいの資金を得ることが出来ます。
複利の運用については「資産運用の初心者が100万円から確実に増やすために必須の2つの絶対値」で説明していますので参考にご覧ください。
簡単にいってしまえば自分の時間を時給換算したとき、変わらない時給で働き時間を浪費して身体を使うのか。
あるいは、多少最初は毎月に得られる利益は小さいものの将来的に見越して雪だるま式に増やしていくのか。
この2つで考えると短期的なお金であれば前者でいいでしょう。
しかし、将来的に仕事を変えたり、仕事をやっていても旅行に頻繁にいったり家庭を持った場合でも余裕のある生活を子供一緒に過ごしたいと考えた場合、考えるべきは後者でしょう。
年齢が高くなるに連れて後者を選ぶ人が多くなりますが、前者を選ぶという人は注意しておきましょう。
注意する点は、実際にその年齢になったときに後悔しないためにと言う意味です。
決まった時間を延々と奪われるアルバイトの拘束力
どれぐらいの時間をアルバイトに費やすのかは人それぞれだと思いますが、仮に一週間に3日で3時間~6時間のアルバイトに費やしているのであれば1年間で見るとかなりの時間をアルバイトに費やしていることになります。
若ければその時間を使ってスキルを身に付け転職することだってできるでしょう。
しかし、既に家庭を持たれている40代や50代であれば家族サービス出来る時間が減るとともに自分の身体に疲労をためる一翼を担う結果になります。
決してアルバイトが悪いわけではありませんが、決まったアルバイトを続けて3年後・5年後はどうでしょうか?
そのアルバイトをしたおかげで資金に多少の余裕は生まれるものの以前に比べると時間がかなり減っているのではないでしょうか。
そしてその減った時間の習慣が当たり前になっている。
お金は頑張れば稼ぐことが出来ますが、時間は返ってきません。
頭では理解していても、実際に言葉通りに行動できているのは一握りです。
FXであれば、チャートを見ながら別のこともできますし、リスクをとらない投資ならそもそもずっとパソコンの前に引っ付いておく必要もありません。
複利で運用していけば少なくない将来、家にいるだけで勝手にアルバイト以上の資金を本職とは違うサイドビジネスで生み出すことができるようになります。
アルバイトをやっているといつの間にか当たり前になっている時間の束縛を
お金を働かせるという意識に変えるだけで大きく変わるのであれば、資金さえある程度用意できれば時間の束縛はなくなり、将来的には本職すら越える収入を月単位で得ることが出来るはずです。
時間が経つに連れて拘束される時間が減るFXと違い、決まった時間拘束されるアルバイトでは時間の使い道を自分のために使えないため、自由な時間を求めていたのに結果的に時間が減ってしまうことになってしまいます。
バイトをやるのはお金のため?それとも賃金以上の価値を求めて?
アルバイトをするというのは、何も社会に出ているサラリーマンやOLだけに限った話では当然ないですよね。
大学生やフリーターに向けたメッセージとして「アルバイトにはお金以上の価値がある」というテーマで取り上げれているのをネットやニュースで目にする機会が増えました。
「アルバイトをするのは社会勉強をするために大切」
「上下関係や常識を勉強するのに適切」
「接客や営業のことをバイトを通して学べる」
など、たしかにお金以上の価値を求めている人もいるのは事実ですし、否定はしません。
しかし、「確かに一理あるけど、バイトってお金を稼ぐためじゃない?」
と本音のを言えばそういった経済的要因で考えてしまう人が大多数を占めているでしょう。
これについては賛否両論別れますし、当人の考え方次第でいくらでも受け止め方は変わってくるはずです。
しかし、大学生であれば勉学やサークルに趣味など自分の時間だけで1日が周ることができれば嬉しいのは当然で、極端な話働かなくても良いのであれば、それが最もいいと考えている人が多くいるでしょう。
なので、アルバイトで働く時間というのも確かに無駄ではないですが、実際に既に社会に出て働いているにもかかわらず、アルバイトをしなくてはいけない人はどうでしょうか?
確かにアルバイトは社会にまだ出ていないような大学生や就活中な人になら学べることも多くあると思います。
しかし、30や40を迎えた歳になってアルバイトをやろうと考えると肉体的にもきついですし、学べることもちょっと本職に関係ないアルバイトが多いので身につくことも少ないですよね。
日本人は働きすぎているのではなく、休まなすぎているのが原因。
休んでいては経済的に苦しく、時間を切り売りするしかお金を手に入れる方法を知らない人であれば当然、アルバイトをしようと考えるはずです。
しかし、最も日本が異常だと感じることの1つにガンになっても働かなければならないように仕向けているメディアなどに驚きが隠せません。
皆さんは、画像のようなCMを見たことがないでしょうか?
ガンになっても前向きにという趣旨でしょうが、ガンになってまで働きたいと思う人は恐らく1人もいないでしょう。
勿論、経済的な理由から働かなくてはいけないという人がほとんどを占めているのは理解できますが、CMだけ見ると非常にガンになっても働けるような制度を補助金をと謳っているようで、本音ではガンになったら落ち着いて治療に専念できる宣伝などをCMで流したほうがいいのでは?と考えてしまいます。
また、上記の画像はどうでしょうか。
電車のホームやCMでも流れているものですが、このPERSOLは好きなことを仕事にし、やりがいを見つけようという趣旨のものでありますが、この広告を見た時に「働いて笑おう?」と皮肉に捉えてしまった僕は捻くれているかもしれませんね笑
自分のやりたい事が仕事 にできづらい世の中、ましてや勉強するにしても時間と学べるだけの給料を頂いている人も一部でしょう。そう考えると、もう少し見る人がどういう印象を抱くのか日本の企業も考える必要があるように感じます。
僕であれば「好きなことを仕事にして働いて笑おう」の方がまだ前向きになれます笑
日本全体が働くことに対して当たり前で時間を減らそうとしないどころか、働くのを前向きに捉えさせようと考えているようにも思えます。日本人は休まなすぎているのですが、その理由は満足のいく給料を得ていないからでしょう。
その結果今の悪循環が続いているようにも思えます。
アルバイトをする理由は様々でしょうが、経済的な理由・経験的な理由・将来的な理由で求めるものが違うのであればFXなどの投資に1部の資金を回してもいいのかもしれません。
この記事へのコメントはありません。