どうも、HAKUMAです。
世の中、「お金持ちにはお金が集まる」というニュアンスの話をたまに聞きますが、あながち的外れではないのではないかと思うことがあります。
資産運用や投資において、元本保証は多ければ多いほど、増やすための手段の選択肢が広がり、かつコストも下げることが可能になります。
そして、資産が増えるペースと利率は絶えずアップしていきます。
いわゆる規模の経済、スケールメリットの原理が働きます。
スケールメリットの原理とは?
規模の経済とは、生産量・販売量が増加することによって、商品1単位あたりの費用が減少すること。
一方で、少額資本だと増やしていくのに長い時間を要するうえ、儲かる額が低く、投資の選択肢は限定されますよね。
それでも、自分はスタート資金が少ないからと諦めたり、
ギャンブル的な取引で無茶な増やし方をする必要はありません。
誰だって初めて投資をするときは少額からはじめ、長期間かけて辛抱強く取り組むものです。
そうやって学びながら徐々に資金額を大きくしていくことで知らず知らずのうちに、大きなお金を運用できるようになるというわけです。
今回は、投資家としてスタートした人がいきなり大きな金額で取引し、大きな損失を出してしまわないために、資産運用を資産金額に合わせて3段階で運用する方法をお伝えしようと思います。
これは、投資戦略を立てるための1つの考えになるので、いきなり自己資金で始めるのではなく、しっかりと運用する戦略の大まかな基盤となる段階を形作っていきましょう。
目次
資産金額に見合う運用方法は3つの段階を踏んで増やしていく
現実的な資産運用の手法として、3段活用でお金を増やしていくことを考えていきましょう。
いきなり目標もなく「漠然と増やす」と考えるのではなく、しっかりと資産が増えてきたら次の段階に移行し、リスクを抑えつつも、少しずつ投資のことを学んで理解できるようになるのがベストです。
つまり、勉強などの知識の吸収もまとめて行うのではなく、少しずつ段階に合わせてやっていくのがベストであり、次のステップに進めるので、知識と経験の両方をリスクを抑えつつ行いながら投資家として成長していけるというわけです。
ステップ1.「1年ほどの時間をかけて資産を育てる」
最初のステップでは、1年ほどの期間をかけて資産を成長させることから始めます。
具体的には、デックスファンドを組み合わせて、積立期間を分散させながら資産を積み上げていくような形です。
金額は1万〜100万までの範囲で考えていきましょう。
本気でやるのであれば、30万以上の金額を1年かけて育てるのが好ましいですね。
ステップ2.「1年間で育った金額で本格的に金融商品に乗り換える」
次の段階に入ったらインデックスファンドに代替する金融商品へと乗り換えます。
具体的には、日本や外国の株式、債券、ETFやREITなどです。
国内の証券口座だけでなく、海外の証券口座の開設も検討する方法があります。
そして、資産額が500万を越えてたら次の段階に進みます。
ステップ3.「不動産投資を信託の組み入れで資産分散を図る」
資産の額が500万を越えてくると、不動産投資信託(REIT)の組み入れを検討してさらに資産を分散することを考えていきましょう。
資産が大きくなっているからこそ、
リスクを取らずに堅実に増やしていくことを考えましょう。
また、これらの資産運用はあくまで1つの手法であり、参考例でしかありません。
推奨しているわけではありませんので、育てた資産が目減りしないように注意しましょう。
そして、このように資産を分散化することでリスクを軽減しながら、日々の生活でストレスを感じないよう配慮することが大切です。
ロットが拡大してもリスクをさけて慎重に行う
よくある資産運用の失敗例を挙げます。
扱うロットが大きくなると、気持ちまで大きくなりがちです。
投資が粗くなり、リスクを取ってしまいます。
どれだけ財産を築こうとも徹底してリスクを避け、コスト意識を強く持ってください。
そして焦らず慎重に、無理することなくコツコツ実績を積み上げましょう。
そうすれば、おのずと資産は増えていきますし、失敗することはありません。
おまけ【資金の額に応じた運用スタイルを】
資産運用は3段階分けすると、目的が明白になります。
ステップ1は、低コストのインデックスファンドを組み合わせ、1年を目安に資産を積み上げます。
ステップ2は、株式や債券、FXなど投資関連で金融商品に乗り換えを検討。
資産額が500万〜1000万円を越えたらステップ3。
さらなる資産の分散とスケールメリットの享受を図りましょう。
このように、基本的な手法として段階的にやっていけば、
継続して稼いでいくなかでも、安定を重視したやり方などの柔軟なスタイルへ以降して資産を運用することができるようになります。
いきなり、全資金を投資するのではなく、資金を育てるという段階から始め、しっかりと投資戦略を考えてから運用することができるようにしていきましょう。
この記事へのコメントはありません。