どうも、HAKUMAです。
これからFXを始める初心者の人や取引しても勝てない人の中には、大切な資産を運用する投資がギャンブルではないのか?気にになる人も多いと思います。
ギャンブルであれば、パチンコや競馬といったイメージが湧くと思いますが、大切なお金を運に左右されるような運用は避けたいはずです。FXで安定した利益をだすためにはこういったギャンブル要素ではなく、確率論的に部分で利益が出せるように考えていくことが重要ですが、FXはギャンブルであると言う人も多くいます。
FXはギャンブルなのか、それとも純粋な資産運用として考えることが出来るのか?
今回の記事は、FXはギャンブルなのか?そしてギャンブルにならないための運用をするための方法についてお伝えしたいと思います。
目次
FXはギャンブルなのか?
これから資産運用としてFXを考えている人から見れば、FXは土日を除いて24時間取引できるため日中働いているサラリーマンは運用する時間を確保しやすく、取引する時間を自由に決めることができるのが魅力です。
ただ、人気のあるFXは色々と調べてみると「ギャンブルだ」という声も多く、FXを選ぶべきが悩む人も多いのが事実です。しかし、資産運用とギャンブルはどういった点が異なるのか?
これを理解しておかなくては意味がありません。
次はギャンブルの特徴について解説していきたいと思います。
ギャンブル
ギャンブルとは、イメージとしては宝くじやカジノ、スロットやパチンコ、競馬や競艇と様々のものがあります。
宝くじをギャンブルだと知らない人もいるかもしれませんが、宝くじは発行枚数や当選の枚数が予め決められており、当たるかどうかは運任せ。自分の力で当たる確率を上げられるのは事実なので投資といえなくもないかもしれませんが、それでも運任せでは安定した利益を確保できないので投資といえません。
実際に高額当選をした人を除けば、当選金だけで生活出来る人というのは聞いたことがないはずです。
もちろん、パチンコや競艇、競馬などは予測することで勝率を上げることができるので生活出来るレベルで儲けられる人もいるかもしれませんが、安定性に欠くため不安定であり、専業として行きていくためには運の要素が強く簡単ではないといえます。
FXがギャンブルと評価されることが多い3つの理由とは?
FXは資産運用の1つとして考えられていますが、ギャンブルと酷評する人も多くいます。
それでは、なぜFXはギャンブルと言われることも多いのか?
それは以下の3つの理由が挙げられるためです。
- 上昇・下降の二者択一なため
- レバレッジが効かせられるため
- ロスカットやゼロカットが存在している
これはFXのメリットしても語られることが多い3つになりますが、なぜFXの魅力やメリットともいえる部分がギャンブルに繋がるのか?詳しく理由を見て行きたいと思います。
上昇・下降の二者択一
FXでは為替差額で利益を狙いますが、上がるか下がるかの二択になります。そのため当たる確率は単純に考えれば二分の一で50%になります。初心者のなかには、当たる確率は半分だろうと雑な取引をしてしまう人も中には少なくありません。
しかし、二択だといっても、為替の変動は確率がずっと50%ずつおいうわけではありません。
コインの裏表なら単純に50%とかしれませんが、相場状況によって上がる確率と下がる確率は異なり、運任せのトレードではFXもギャンブルのようになってしまうため、分析で予測しなければいけないことを前提に考えることが重要です。
レバレッジが効かせられる
FXは他の投資と違い、投資額以上の資金で取引できる仕組みがあります。レバレッジは証券会社によって大きくことなりますが、メリットとして伝えられることも多く、少ない資金でも大きな取引が行えることは初心者には最適なのは変わりません。
しかし、分析の知識がなかったり、そもそも投資自体の考え方がない人がいきなり資金以上の取引でリスクを挙げていては、利益よりも損失が大きくなるのは必然です。
負けても一発逆転、なんてことを考える人も増えるため、FXはギャンブル性が高いという人がいます。
これは当人次第の問題ではありませんが、レベレッジの仕組みをしっかりと理解して活用するのが重要だと覚えておきましょう。
ロスカット・ゼロカットの存在
ロスカットとは、レバレッジによって大きな取引金額で売買する際に、口座に振り込んだ証拠金以上の損失が生じた投資家が困らないようにする救済処置ともいえます。
一定額まで減ってしまうと強制決算されるため損失を抑え込も効果があります。そして、ゼロカットとは、トレードの口座に振り込んだ証拠金以上の損失が発生した際に、損失をゼロにしてくれる仕組みです。
日本のFX業者の場合はロスカットのみですが、海外ではゼロカットを採用していることが多くありますが、ロスカットやゼロカットがあるからと取引が雑になったり、高いレベッジで大きく儲けようと資金量に見合わない金額で売買する人が多く、ギャンブル性を高めているのも事実です。
FXをギャンブルにならない4つの方法
ギャンブルは運任せで利益を得ますが、FXは運任せでは安定した利益を出すことは不可です。レバレッジを効かせたトレードはギャンブル性が高いですが、それをコントロールすることがFXさけではなくどんな投資でも重要になります。
次は、FXをギャンブルにしないための対策方法を3つお伝えしていきたいと思います。
最低限の投資知識を身に付ける
為替変動が生じる背景には必ず何かしらの理由がありますが、その原因や要因を知ることで今後の為替分析に役立てる必要があります。
そのため、ファンダメンタルズ分析やテクニカル分析といった知識を身に付ければ予想精度を高められることで、運任せのトレードではなくなります。
ファンダメンタルズ分析とは、通貨を発行している国の経済情勢や世界情勢などから為替変動を予想する分析手法です。
テクニカル分析とは、過去の為替変動から次にどのような為替変動が生じるのか予想する分析手法です。これらの知識をしっかり身に付けてからトレードすれば、一か八かのギャンブルは極端に減らすことが出来るはずです。
余剰資金で取り組む
FXに限らず、資産運用では余剰資金で取り組むことが重要です。
いくらある程度の余裕があるといっても、生活が困ったり、趣味を削ると言ったなにかを犠牲にするような範囲の資金で取引をしていた場合には、メンタル的に負担が大きいため、失敗した際には大きな損失だけではなくトラウマを持つこともあるはずです。
ただ、余剰資金の範囲内でFXを行っていれば、もし運用に失敗した場合でもそこまで大きな損失を抱えずに済みますし、次の取引も余裕を持って挑むことが可能です。
安定した資産形成を目指すためにも、余剰資金で取り組むことを徹底しましょう。
リスク管理を徹底する
ロスカットやゼロカットが発動するので含み損を抱えても安心と考えているトレーダーは、ギャンブル的な思考の持ち主であるので注意が必要です。
FXでは、「損小利代」を徹底することがとにかく大切です。つまり、FXで安定した利益を得るには、とにかく損失を小さく抑えられるかどうかにかかっているというわけです。
ロスカットやゼロカットが発動するまで含み損を放置するのではなく、含み損が発生した時点で予想が誤っているため、ある程度取引を始める前にどれぐらいの損失や含み益が発生してたら手仕舞うのかを決めて、運用らしい計画を考えて取引をしましょう。
損失が大きくなると一発退場もあり得ますし、売買自体を続行するのが難しくなるかもしれません。しかし、損失を小さく抑えることに徹すれば、投資のチャンスがまた巡ってくるはずです。
まとめ
ギャンブルは運任せの世界になるため、勝つためには資金力が必要だったり、自分の運によって左右されます。
資産運用も全く運がないわけではありませんが、予測や分析によって勝率を上げることもできますし、利益を安定させることも可能です。FXもギャンブルといわれることがありますが、それはFXに対して知識がまったくないトレーダーが勝てないと勘違いしているだけです。
FXではしっかりとした投資の知識や経験を身につけていくことで、ギャンブルのような不安定な利益ではなく安定させることも可能なので、ぜひ取り組む際には戦略的な運用ができるようにしましょう。
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