どうも、HAKUMAです。
投資で勝ち続けて稼ぐためには、損失よりも利益を大きくする必要があります。これは当たり前ですが、損失や利益を管理していくことでリスクや取引金額の見直しなど、改善点を見つけることもできるので必ずやった方が良いものです。
例えば株式投資の場合では、「売却時の価格×保有株数ー購入価格×保有株数」で損益計算を行うことが可能になっていますが、FXの場合にはレバレッジの関係で少し計算方法が複雑になります。
また、FX独特な利益の出し方である「スワップポイント」もあるため、取引で損失が発生したとしても総合的にはスワップで損失を補ったり、長期運用の場合には利益になっているということも考えられます。
そのため、損益計算を行いながらも取り引きをしていき、見直しや改善点を探しつつも利益は発生するのか?週間や月間では利益出来たのか?という客観的に見ていくこともFX投資家に求められる視点です。
そこで、今回の記事ではFXで重要な損益計算のやり方について解説していきたいと思います。
目次
あなたは記録してますか?FXでの損益計算のやり方
損益の計算は、損失管理表や勝率表などと一緒に記入していくことになりますが、記入していくことで勝率に対しての損益や取引金額の見直したと言った改善につなげることができます。
また、一時的に負けて損失が発生していても、週間や月間で安定した利益を出せているのであれば、FXで稼ぐ方法としては間違っていないと考えることができます。
FXでは、レバレッジという投資資金以上の金額で取引を行うことができるので、損益計算を行う際には少し計算方法が複雑になり、通貨ペアごとに金利で得られるスワップも変化するため、損益計算に加える場合にはさらに損益計算の方法が複雑になるため注意しなければいけません。
ただ、損益の計算がスムーズに出来なければ、自分が損をしているのか得をしているのかその場限りでしか判断できませんし、決算に至るまでに時間がかかってしまうこともあります。
なので、損益の計算方法を知っておくことはFXで安定した利益を得るためには必須のスキルともいえます。
一般的に損益計算の方法とスワップの2つを考慮して考えていくやり方が必要です。
稼げていないFXトレーダーがやってしまっている損益計算の方法
一般的に多くの人がやっている損益の方法は、「売却時の価格」「ロット数」「レバレッジ」「購入時の価格」の4つの要素から計算されます。
例えば、100円で1万通貨をレバレッジ5倍で購入して102円で計算する場合、計算方法としては「102×1万通貨×5倍ー100円×1万通貨×5倍=1000万円」となります。
これは流石にFXをやっていると難易度が高いすぎる売買ですが、計算方法としては「売却価格×ロット数×レバレッジー購入価格×ロット数×レバレッジ」計算方法が一般的です。
特徴としてはロット数が小さいとレバレッジが低いと利益は小さく、ロット数が大きくてレバレッジが高いと利益が大きくなるので、海外のFX業者を利用しているか、長期保有で利益が増えるスワップを意識していない計算方法になるので、恐らくスキャルピングなど短期売買を行う投資家に多い傾向だと思います。
損益が発生している際にはロット数が大きくてレバレッジが高いと損失が大きくなるので、ロット数を少なくても長期運用しながらスワップも合わせ、分析の予想が外れても損失を補填できたり、利益にできることまで考えた取引をすることが重要です。
スワップポイントを含めた損失計算の方法
スワップポイントを含めて損失管理表を考えるとなれば、難しそうなイメージが湧くかもしれません。
ただ、単純に先程の計算方法からスワップポイント分を反映させるだけです。
例えば、1日のスワップポイントが1万通貨で70円発生する場合、30日後に先ほどと同じ条件で売却すれば「102円×1万通貨×5倍-100円×1万通貨×5倍+70円×5倍×30日=11万500円」
という形でスワップでの利益を上乗せが可能です。
ただ、マイナスの場合には損失になってしまうので、スワップも含めて中長期で運用する場合には注意しましょう。
FXで安定して稼ぐために必要なポイント
FXで安定した利益を出すためには、負けて損失が発生することを想定した対策を考えるのはもちろん、取引に対しての損失以外で無駄になる部分を省くことが重要です。
FXをいれば、国内業者や海外業者と使う証券会社は違うと思いますが、国内・海外共にあまり大きな違いはないと考えて口座開設し、使用する口座を変えない人がいます。しかし、少しでも安定した利益を出していくためには、条件の良い口座で解説して取引することが投資家としては考えなくてはいけません。
そのため、口座開設や取引するFX業者で少しでも安定して利益をだすために以下の5つをポイントに選ぶようにしましょう。
- スプレットが狭い
- スワップポイントが高い
- スリッページが少ない
- 特典が多くある
- 手数料が低い
FXをまだ始めていない初心者からすれば、知らない内容もあると思うので詳しく説明していきたいと思います。
スワップが狭い
スワップとは買値と売値の差の事を言い、FXでの売買における手数料になります。
このスプレットの幅が広いことで手数料が高いFX業者になりますが、取引毎に損をする形になりますので、取引手数料を低くすることは重要です。
しかし、国内のように万が一損失が発生すると借金のような形で請求される追証がある場合には、投資家が損をすると儲かる背景があるため手数料を安くしており、損失が大きいことを考えた場合には追証がない海外口座などを使用するようにしたほうがリスクを下げることにつながる場合もあることをおぼえておきましょう。
証券会社によっては、業界祭狭水準のスプレットと書かれているサイトが多くありますが、全ての通貨ペアのスプレットが狭いわけではないので注意しましょう。
スワップが高い
スワップは通貨ペア間で発生する金利差のことです。日本では超低金利がお馴染みですが、海外では高い金利で預けているだけでお金が増える場合があります。
ただ、このスワップポイントはトレードしていれば必ず得られるわけではなく、買いと売りによって発生するスワップポイントは変化し、最悪逆に貰うのではなく支払う可能性もあるので注意しましょう。そうなれば非常に不利な取引を強いられることになります。
スワップポイントが高い場合には、売買の方向によっては大きく利益にプラスできます。そうなれば分析が外れても損失を補填できたり、最終的に利益にすることができる可能性も高くなるので、意識して口座を選択しましょう。
スリップページが少ない
スリップページは知らない人が多いと思いますが、簡単にいえば売買注文における滑りが生じることで、本来エントリーした価格よりも誤差が発生して違う価格でスタートすることです。
スリッページが発生しやすいFX業者では、画面に表示されている価格が異なる価格で約定されるため不利な状況から始めることになります。スリッページはFX業者のシステムの力が大きく関係しているため、大手証券会社が世界的に有名な海外の業者を使用することをオススメします。
大手証券会社ならシステムの問題をなくするために大きな資金を投じてしますし、海外の場合には歴史も古く世界中に取引をしている人も少なくないので、比較にならない資金でシステムの改良や使いやすさを追求しています。
FX業者のシステムが甘い場合に、約定される価格から大きくズレたり、小さくても頻繁に注文価格とずれてしまうため注意しましょう。FXで安定して稼いでいくためには、計画どおりの注文をすることが求められます。
それが崩れるような結果にならないシステムが強い業者を使用し、スリッページが発生しない業者を選ぶことが重要になります。
特典を多く貰える
特典は口座開設することで得られる入金特典や取引特典など、業者によっては設けています。日本のFX業者の場合には特典を用意している会社は少ないですが、海外の場合には特典の付与が非常に多くなっています。
たとえば、入金額の10%をボーナスとして口座開設後の取引でもらえたり、一定額の取引を行うことで取引金額の一部を還元したりなど、取引を有利に進めることが特典でできます。
積極的なトレードや初心者のうちは、少しでも有利に取引を勧められるように、海外のFX業者を利用することがオススメです。
手数料が引く
先程スプレットは手数料ということをお伝えしましたが、何も手数料はスプレットだけではありません。
FX業者によっては、他にも手数料が発生します。例えば「ロスカット手数料」などが挙げられます。
ロスカット手数料とは、高いレバレッジで取引している投資家が大きな損失が発生することないように強制的に決算をする仕組みのことで、その際に手数料を徴収する業者もあります。
スレプットが低くても他の手数料で多くの利益を出そうと躍起になっているFX業者もあるので、スプレット以外の手数料がかからないか事前に確認しておきましょう。
まとめ
FXの場合には、他の投資と違ってレバレッジという仕組みがあるため損益の計算が複雑になります。ただ、計算方法さえ知ってしまえばエクセルなどで自動的に計算させることも可能ですし、やり方次第では非常に楽に損益管理を行うことができます。
通貨ペアでの金利差で発生するスワップポイントも利益として投資戦略を考えることで、より有利に、かつ安定的に利益を出せやすくなりますので、ぜひ損益管理表に加えながら客観的に取引を見ていけるようにしましょう。
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