どうも、HAKUMAです。
あなたはグランビルの法則というものを知っているでしょうか。
グランビルの法則はFXやバイナリーオプションの舞台になっている相場分析するために投資家であれば取り入れるべき法則であり、米国のジョセフ・グランビルというアナリストが編み出した投資手法として有名です。
投資の世界では有名なジョセフ・グランビルですが、グランビルの法則は価格と移動平均線の関係から売買タイミングを見極めてエントリーを行う手法です。
今回はこのグランビルの法則を紹介していくとともに、バイナリーオプションでグランビルの法則を使って稼ぐためのポイントを8つ紹介していきたいと思います。
目次
グランビルの法則とは何?
グランビルの法則とは、価格と移動平均線の位置から今が買いと売りのどちらの売買を行うべきなのかということを判断する投資手法です。
移動平均線を中心として「買い」と「売り」のエントリーポイントを明確にするものですが、初心者に多い傾向がグルンビルの法則はシンプル過ぎて使えないというものです。
難しすぎても使えないと文句をいうのに、今度はシンプル過ぎて使えないのは初心者の無知には嘆かわしく感じる時もありますが、世界的に有名であり有効だと言われている数少ない手法の1つです。
そこまで有名な手法として知られている理由をよく考えましょう。
グランビルの法則は相場の原理原則なので使い方がそもそも違うのですが、その相場の原理原則を活かしてバイナリーオプションで利益をあげられるようにしていきましょう。
バイナリーオプションで稼ぐための8つの売買ポイント
グランビルの法則には「買い」のポイントが4つあります。
この4つの売買ポイントをバイナリーオプションのエントリーポイントの基準として考えていきます。
5分〜15分を満期とした時間のエントリーの場合は1分足。
1時間を満期として売買ポイントを探す場合には5分足を見ていきます。
その中で市場価格が動く原理原則に当たるグランビルの法則を使って売買ポイントを更に絞る事が重要になってきます。
バイナリーオプションに活かすエントリー基準①「移動平均線を上抜け」
グランビルの法則で「買い」の基準となるのが移動平均線を下落傾向のあとに横ばい推移。
その後に為替価格が上昇に転じて移動平均線を下から上に突き抜けたポイントが、バイナリーオプションのHIGHエントリーの基準になります。
価格が移動平均線を上抜けた場合、それは買いの勢力が優勢だということです。
また、下降している価格が横ばいになることから、レンジ後のトレンドということで移動平均線を上抜けるということは相場転換を示す1つの根拠になります。
トレンド発生の初期段階を狙うため、オシレーター系の指標と合わせてものにすることができれば、圧倒的な価格差で勝つことが可能になるため、メンタルで左右される心配が少なくなる必勝パターンです。
バイナリーオプションに活かすエントリー基準②「移動平均線を下抜け」
1つ目の買いパターンはトレンド発生時を見抜くための買いと売りの優劣関係を表していますが、同時に一度トレンドが発生してしまえばジグザグな動きを見せていくことになります。
その値動きが上昇後に一度売却された通貨が、一時的に下がったポイント。
グランビルの法則で照らし合わせていくと移動平均線を一時下抜けたあとに再度上昇を目指す動きを見せます。
つまり、上昇トレンド直後の一時的な押し目で移動平均線を下抜けたところを売買ポイントとしたHIGHで基準を考えていきます。
オシレーター系にはこういったトレンド継続を表す時にダイバージェンスが逆に発生する特徴があります。
移動平均線を価格が一度下回った後にオシレーター系の指標でトレンド継続のシグナルが発生した場合には再度バイナリーオプションでは満期いっぱいを使ってエントリーを試みましょう。
バイナリーオプションに活かすエントリー基準③「移動平均線にタッチ後に反転」
移動平均線を使った事がある投資家であれば、値動きがピッタシ移動平均線にタッチして反転するような動きを見たことがあるはずです。
このような動きは、グランビルの法則にある相場の動きに代表的であり一度は誰もが見たことがある値動きの特徴です。
タッチした瞬間の反発を狙って取引を行うため、バイナリーオプションでは初心者から上級者まで最もエントリーの基準にしやすい売買基準です。
稀にタッチした瞬間を狙えずにメンタルを崩してしまうトレーダーもいますが、それでも闇雲ではなく明確なエントリータイミングなため、それを活用していくことは有利に働きます。
しかし、同時にバイナリーオプションでエントリーするには根拠としては物足りません。
当然移動平均線はトレンドフォロー型なので、オシレーター系の指標と合わせて使っていきます。
ストキャスティクスのような売買サインがあるものを使うのではなく、買われすぎと売られすぎだけを表すRSIやCCIを使うようにしましょう。
また、タッチした瞬間をバイナリーオプションでは狙っていくため、逆ダイバージェンスのような現象ではなく買われすぎと売られすぎの基準を元にエントリーしていくことが重要です。
最も重要なのは、そのトレンドが経済指標や大きな価格変動で起きていないかという確認です。
そういった動きの場合はプロのディーラーはもちろんのこと、損切りを巻き込みながらトレンドが継続されるための想像以上の値動きが発生します。
あくまで通常のチャート形成を元に動いているパターンを前提としてエントリーしましょう。
為替市場は100%のない世界です。
その中で常に適応できる手法などある理由もなく、あったとしても取引する時間によって特徴が変わります。特に夜の時間に取引をするサラリーマンでは、経済指標が発表されることが多い20時以降になるため焦らずにエントリーすることが重要になってきます。
バイナリーオプションに活かすエントリー基準④「移動平均線との乖離率」
価格は移動平均線に必ず戻っていくるという性質があります。
この性質をもとにグランビルの法則では移動平均線との乖離率から買いや売りの売買ポイントとして定めている部分があります。
どれだけ強い上昇や下降のトレンドでも、いつかは必ず反転して戻ってきます。
その上昇しすぎた価格、下降しすぎた価格などの行き過ぎたトレンドの部分をバイナリーオプションはエントリーポイントとして使っていきます。
移動平均線と価格の離れすぎを見る指標は沢山ありますが、ここで馴染み深いボリンジャーバンドやエンベローブなどを使っていくことが一番分かりやすいでしょう。
ボリンジャーバンドは正規分布の偏差をもとにラインの内側に価格が収まる確率を表しています。
つまり、必然的にボリンジャーバンドにタッチするというのは価格が既に買われすぎている、売られすぎているといった行き過ぎた値動きを見つけるのに役立ちます。
移動平均線への反発を狙うように、ボリンジャーバンドにタッチした瞬間を狙うエントリーポイントはバイナリーオプションをやっている人であれば、一度は試したことがある手法のはず。
しかし、ある程度定めたポイントを元にエントリーをして相場状況も顧みて考えていくことが重要で、ただ条件を満たしたらひたすらエントリーしていくというは負けを引き当てる可能性が多くなるため敗因の原因になります。
特に経験の浅い初心者や投資の事を理解していない中級者などは、そういった手法に頼り切った取引をしてしまいがちなため要注意です。
ボリンジャーバンドには偏差を表すラインが合計6本あるので、その6本を使った分析で相場状況などの背景を見ていくようにしてください。
移動平均線と一部のボリンジャーバンドだけ表示させるのは、トレンドフォロー型のみに頼ることになるので手法としては穴の多いものになってしまいます。
買いと売りのエントリーポイントは表裏一体
買いを中心にバイナリーオプションのエントリーポイントをお伝えしたきましが、「売り」の売買ポイントは移動平均線を逆さまにしたような形で同じです。
そうなるとグランビルの法則自体は相場の状況を理解するためのポイントになるので、バイナリーオプションの取引に活かしていくためにも他のオシレーター系などと一緒に使って明白な売買ポイントに落とし込むことが重要になってきます。
くれぐれも移動平均線だけを基準としないということ。
そして、移動平均線を複数本表示させる場合にはバイナリーオプションように短期抜けの設定を中心として相場状況を把握するようにしてください。
グランビルの法則で稼ぐために必要なこと
グランビルの法則自体を勘違いしている人が多くいますが、あくまでもグランビルの法則は相場の状況を中心として背景を元に考えられています。
ようはその把握方法として考え、手法として昇華させるために検証と分析を繰り返すほかありません。
決して必ず勝てる必勝法なものはなく、地道なことが利益へ繋がるということを忘れてはいけません。
グランビルの法則は世界的にも知られている有名な投資手法の1つです。
しかし、そこまで知られているのに活用している人が少ないのは、考案者への分析力に差があり、一時的な取引でしか使っていないことが原因です。
過去に僕もバイナリーオプションで稼ぐための方法をお伝えしてきましが、活かすかどうか本人次第です。
活用できない、利用できないからとすぐに入れ替えるのではなく、まずはなぜそれが有効であり世界的に知られるまでになったのかということをよく理解し、学ぶことに謙虚になってください。
あとはグランビルの法則を手法に組み込むもよし、相場分析として考えるともいいでしょう。
どれだけ素晴らしいものでも、中途半端な使い方では本領を発揮しませんのでそのことを考えてバイナリーオプションの取引に活かしてください。
バイナリーオプションでは、その時間設定の短さから非常に多く予測が難しくなっています。
その分利益率の高さは語るまでもないですが、その事を理解せずに分析ややり方のみに頼った売買をしている投資家が目立ちます。
スキャルピングかそれ以上に短期取引なのですから、確率論的なところにまで落とし込む必要があるということを考えておかなければ、投資家ではなくただの消費家だといえるでしょう。
過去の体験談を交えて僕のメルマガでは投資家に必要なことを学べるような執筆しています。
ツールや手法、やり方にこだわっているならぜひ一度登録して読んでみてください。
グランビルの法則はあくまでも法則であって、万能でもなければもともとバイナリーオプションに特化したものでもなく、あくまで分析を主に考えられた手法だということを忘れずにバイナリーオプションの取引に取り入れていきましょう。
それでは、HAKUMAでした。
この記事へのコメントはありません。