どうも、HAKUMAです。
FXでは、日々多くの人が資産運用として参入しています。
レバレッジやロスカットなど、初心者から見れば覚えることが多いそうなFXですが、始めて見ると想像と違った部分も多くあるはずです。しかし、知識や経験を積むことでFXでの利益の出し方や損失の抑え方などを理解する一方で、FXで中級者になるためにはどのようなステップに進めば良いのか知らない人も多いはずです。
初心者という言葉があるように、中級者や上級者という言葉が使われることが多いFX。そのFXでは、初心者がどのようなことをすることで中級者になれるのか?今回の記事では、FXの初心者と中級者の違いについて解説していきます。
初心者を含めて、現在取引をしている人は自身が中級者に位置しているのか、あるいは上級者と呼べるのか知っておきましょう。
目次
FXとは、国が発行している通貨を交換して差額の利益を得る資産運用の1つです。
土日を除けば24時間取引することが可能なため、日中働いているサラリーマンやスキマ時間にできる主婦や大学生に人気になっています。
そんな個人でも気軽に始めることができるFXですが、いぜ始めて見ると成功して本業を上回り、専業トレードとしてFXで生活する人もいます。ただ、もちろんそういった成功する人は一部で、多くの人が損失のほうが多くなり、諦める投資家も多くいます。
そのため、最低限初心者が利益を出すことを目標にするのなら、抑えておくべきことはFXの基本を抑えておくことです。
あなたがもしも初心者であるなら、まずは以下の3つを初心者が学ぶべき基礎として覚えておいてください。
FXでは、他の資産運用と比べると上がるか下がるかを選択するだけなのでシンプルですが、覚えてる専門用語は多くあります。
例えば、レバレッジという言葉は、FXを始める上では必要不可欠ですし、スプレットやスワップポイントも欠かせません。日本ではレバレッジが25倍、海外では最大で1000倍まで取引できるため、利益の増え方も損失の膨れ上がり方も異なるので、最低限の仕組みや用語を覚えておくべきです。
レバレッジは、少ない資金でも数倍の資金でFX取引できる仕組みです。
レバレッジは高ければ高いほど利益も大きくなりますが、同時に損失も大きくなるので注意が必要です。また、損失を抑えるために値動きを分析するテクニカル分析や、分析につかうテクニカル指標など、知らなければいけないことは多くあります。
FXには知らずにトレードを始めると大きな損失を抱えるリスクも多いため、まずは最低限の知識を身につけることが初心者には必要です。
日本人は意外と完璧主義な人が多く、知識をつけてから取引をする人が多くいます。しかし、いきなり知識をつけたからといって勝てるほどFXは甘く有りません。
まずは現金でいきなり本番トレードをするのではなく、デモ取引を行って学んだ分析方法や注文が問題なくできるか?分析通りに値動きは動くのか?を確かめてるようにしましょう。
また、長くポジションを保有することではっせいする為替変動によるリスクや、損失が膨らんだ際の損切りなど、デモ取引をすることで本番でシュミュレーションをする事が可能です。
さらに取引回数が多いことでスプレットが多く発生するので、自身が利益を出すために必要な取引回数を知ることもできます。練習は本番のためにするためのものですが、実際に資金を使ったトレードで安定して勝つためにも練習をしっかりとするようにしましょう。
FXにはいくつもの取引手法がありますが、初心者のうちは取引になれ、デモ取引から問題点を探し出すことが重要です。
FXでは常に為替価格が変動していますが、値動きが上昇や下降に傾くことをトレンドと呼びます。
いわばFXにおける絶好のチャンスともいえる場面ですが、意外と初心者はトレンドで逆張りしてしまったり、まだ上がると考えて遅い順張りをしてしまいがちです。
そのため、トレンドが発生して臨機応変に逆張りや順張りをするのではなく、事前に取引における方法を順張りと逆張りのどちらにするかを決めておくのも重要です。もちろん、慣れてくれば逆張りや順張りと臨機応変に変えていくことも大丈夫ですが、最初の段階ではトレンドに追従する順張りだけで売買してみたり、トレンド終了間近を狙って逆張りだけをするなど、トレードスタイル確立のためにも自身にあった売買手法や相場状況に合わせて分析からトレードを行えるようにしましょう。
それでは、FXにおける中級者とはどのような投資家を指すのでしょうか。
基本知識や経験を含み、中級者と呼べる取引では利益を意識する必要があります。
主にFX中級者たちは、以下の3つを行っています。
デイトレードでは、スキャルピングトレードと違い取引時間が短く、スイングトレードとは違って取引における時間も長くありません。
そのため、1回のトレードで手に入る利益も大きく、手数料を抑えられるのがメリットです。しかし、保有する期間が長ければそれだけ変動のリスクも大きくなるので、利益と損失を天秤にかけるとデイトレードのような適切な取引時間をしなければなりません。
FX中級者になれば、知識や経験もあるためリスクマネジメントもできているのが一般的です。ですが、油断すると大きな損失をかけるハメになるので注意しておきましょう。
FXではトレンド相場に合わせて売買するのがオススメですが、トレンド相場は全体の3割程度しかなく、残りの7割はレンジ相場だといわれています。つまり、売買のチャンスを3割に絞っていては利益を得る機会はそこまで多くありません。
FX中級者になって積極的に利益を得るためには、トレンド相場での売買になれてレンジ相場で上手く利益を出していくことも重要です。
レンジ相場とは、一定の値幅で上下を繰り返す相場で、レジスタンスラインと呼ばれる上値上限とサポートラインと呼ばれる下値下限があります。このレジスタンスラインやサポートラインを読み解くことができれば、安定した利益を得ることができますし、ボリンジャーバンドでの反発を利用してもいいでしょう。
FX中級者になってレンジ相場での取引を身につけることで、そのような相場でもトレードができるはずです。
FXで損失を出すのは悔しいですし、なんとか取り戻したいと思うはずです。しかし、その気持ちを持つばかりにトレードにおける判断や取引金額を増やしてしまうなど、初心者には多くの落とし穴があります。
ただ、FXでは短期ではなく中長期で見ていくことが大切です。
1日で大きく負けてしまえば週間や月間で取り戻すどころか、FX自体を続けることが難しくなる場合があります。そのため損切りは適切に行うようにしましょう。
また、FXにおいては損失は必ず発生します。
損切りは当たり前に発生するものと認識し、すぐに行えるように淡々と取引をしていきましょう。
FXでの初心者と中級者について解説しましたが、上級者は利益を安定して上げているというポイントがあります。上級者は、利益が発生することも損失が発生することも理解しているため、焦りがありません。
その損益で利益のほうが多く、トレードを淡々としていることで長期的に利益が出せ、運用できる資金が大きくなることで短期的にも利益が大きくなります。
初心者の段階では、特にメンタル的に不調になったり、いきなり中級者のやっているトレード方法に挑むという人も多いため、安定して利益を出すことができないのが現実です。
今回紹介した初心者と中級者の段階を踏み、しっかりと利益を安定して出せるように売買を行っていきましょう。