どうも、HAKUMAです。
FXに関心がある人や既にやっている人のなかには、FXで大きく稼いだという記事を見たことがある人も多く、憧れている人も多いのではないかと思います。
中には「私もいつか大きく稼いでFXで生活出来るぐらい稼ぎたい」と専業トレーダー並に稼げるようになりたいと考えている人も多いと思います。ただ、FXで専業トレーダーになると、FX以外からは収入がないことを意味しますので、どれぐらいの資金で取引して、いくらの利益が期待できるかを明確にしておく必要があります。
今回の記事では、FXの専業トレーダーに必要な資金と注意点についてお伝えしたいと思います。
目次
FXについて書店やインターネットで調べてみると、FXでのトレードで億を稼いだ人の情報を目にする機会は少なくありません。
ただ、FXで億を稼ぐとなると、資金力だけではなく知識や経験も重要になります。サラリーマンの年収であれば、ある程度の投資の知識と分析の知識さえあれば誰でも目指せないわけではなく、難しくはありませんが、簡単でもありません。
例えば、1ドル100円の時に50万円の資金で運用し、レバレッジを100倍で取引したとします。毎日30pipsの利益を目標に取り組めば、1日に15万円ずつ増やすことができます。
仮に一ヶ月20日間で取引をすれば、月収300万円になるので、専業トレーダーとしても充分に食べていけることが分かるはずです。
FXで生計を立てられるほど稼ぐのは難しくないといいましたが、用意できる資金をいくら準備できるかによってリスクが大きくなる傾向が高いので、その点を忘れずに考える必要があります。
50万円の資金で月収を300万円稼ぐと仮定した場合、20万円の資金で達成するためにはさらに多くpips数を取るか、あるいはレバレッジを多くしなくてはいけないため、リスクが増えます。
レバレッジは大きくするということは、ロスカットの最低水準が引き上げられることになるため急激な為替変動に資金が耐えられない可能性が高くなり、強制決算されることも視野にいれなくてはいけません。そのため、頻繁にロスカットが行なわれると安定した利益を得られなくなり、FXで生計を立てることを考えている人であれば、最低でも50万円は準備を万端にしておいて方がいいと思います。
その資金がない場合には、まずは利益を出すための資金づくりとして少しずつ増やしていけるようにすることが大切です。
FXで生計を立てるのは夢ではありませんが、中には数百万円から1000万円を超えるほどの資金があっても稼げない人がいます。これはギャンブル志向が強いという特徴の人が陥る無駄な投資担っている例ですが、そこまで資金が大きければレバレッジを少なくしてリスクを落とすこともできます。
ただ、ほとんどの人がそこまで大きな資金を最初から用意できるわけではありませんので、資金作り、または徐々に増やしていく意識を最初から持っておきましょう。
サラリーマン以上の収入をFXで得られることができれば、サラリーマンをやりながらFXをしている兼業トレーダーでも専業トレーダーになることができますが、専業トレーダーになるメリットとは何なのかを見て行きたいと思います。
専業トレーダーとして収入が安定すれば、人間関係で悩むことがなくなります。
仕事をしていれば必ず人間関係が悪くなったり、悪い関係の人が身近にいることも多くなりますが、専業トレーダーになれば日中は働かずにFXだけに集中することができるため、人と関わることがなく人間関係のトラブルに巻き込まれることがなく、精神的に安定した状態を保つことができます。
日中は社内の人間関係だけではなく、取引先との人間関係などでトラブルに巻き込まれてストレスを感じることにもなりますが、パソコンだけだと向き合うのは為替のチャート画面だけになるのでストレスがかなり軽減されます。
専業トレーダーのメリットは、時間を自由に使えることも挙げられます。
FXでは24時間取引できるので、趣味や家族との時間を優先して空いている時間で利益をだすことも可能です。専業トレーダーの中には値動きが活発になるNY時間だけを狙って取引をし、それ以外の時間はゆっくり過ごすという人もいます。
そうすることで21時以降の時間さえ確保しておけば、それ以外の時間を有意義に過ごすことができます。
専業トレーダーは大きな収入が期待できることです。
FXで得られる利益は、トレーダーがどれだけの資金で取引を行っているか、知識や経験によっても大きく異なりますが、サラリーマンの年収をわずか1ヶ月で稼ぐトレーダーもいます。
FXで得られた利益を1ヶ月ごとに貯金に回すのも1つの選択肢ですが、利益を資金として投入すれば福利効果が期待できます。また、取引金額を大きくすれば、狙うpips数も少なくなり、チャートを見る時間や分析する時間、取引する時間も少なくなるため、大きな収入を得ながらも取引に避ける時間を大きく減らす事も可能になります。
それでは次に、専業トレーダーになった場合のデメリットも合わせてお伝えしていきたいと思います。サラリーマン時代には想像もできなかった収入を得られる様になる可能性はありますが、専業トレーダーにはどういったデメリットがあるのか?しっかりと確認しておきましょう。
専業トレーダーとして稼ぐためには、元手となる資金がある程度必要になります。
兼業ではFXの運用結果が良くない場合でも収入によって補うことが可能ですが、専業ではFX以外の収入がありません。
そのため、FXを専業で行うのであれば、FXに必要な資金だけでなく、万が一に備えた生活資金を準備しておくことを考えなければいけません。
例えば、毎月の生活費として40万円が必要である場合には、最低でもFXの資金を除いて半年~1年分の生活費として400万円程度は元手としてあった方が良いと言えます。
これは意外に感じる人もいるかもしれませんが、専業トレーダーに社会的な信用はありません。
サラリーマンとして働いている場合には、安定した収入が期待できるので社会的信用がありますが、専業でFXを行っている場合には、安定した収入が期待できないので社会的信用がなく、引っ越しの際の賃貸の審査、住宅ローンや自動車ローンといったものが通りにくくなることが多くなります。
また、安定したとしても必要以上の書類を求められたり、数年分の納税書が必要になる場合もあるので、気付いたときに「想像していたような専業トレーダー生活と違う」と後悔しても手遅れです。
後悔しないようにするために、よく考えてから専業トレーダーを目指しましょう。
専業トレーダーはずっとパソコンと向き合っているため、孤独に感じることがあります、
兼業としてFXを行っている場合は同僚や上司、後輩といった社内の人間関係や取引先との人間関係がありますが、自宅でずっといることが自体が耐えられないというアウトドアも多くいるはずです。
しかし、専業としてFXを行っている場合は結婚などで家族がいないのであれば、一人で黙々と取引に励むことになります。
その状況に対して孤独を感じると、精神状態が不安定になって取引に支障が出る可能性もあるので注意しましょう。
インターネットや本を見てみるとFXで多く収入を得ている人は意外と多くいます。そういった夢のある内容を知れば、「自分もいつかは」と想像を膨らませる人も多いでしょう。
しかし、FXでは生計を立てるためには投資自体の理解を深め、しっかりと運用していく必要があります。
レバレッジがあるので非常に多くの資金が必要というわけではありませんが、それでもしっかりとリスクを理解して運用していきましょう。ただ、資金が多くあればあるほど効率良くお金を増やせることに変わりはありません。
また、毎回の取引で必ず利益が得られるわけではないので、万が一に備えてFXの資金だけでなく、半年以上収入がなくても生活できる性格資金を確保してから専業トレーダーとして取引を始めるように考えておきましょう、