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FXはレバレッジがない方が儲かる?レバレッジがない場合のメリット・デメリット

どうも、HAKUMAです。

 

FXではレバレッジと呼ばれる仕組みがあり、資金の数倍〜数百倍もの金額で取引をすることができるため、少額でも大きな利益を出しやすくなっています。

このレバレッジは、様々な資産運用の方法で使うことができますが、FXにレバレッジがない場合を想像したことはあるでしょうか?

 

今回の記事では、FXでは当たり前になっているレバレッジがない場合についてのメリットとデメリットをお伝えしていきたいと思います。

 

FXでレバレッジがなければただの「外貨交換」になる?

FXにレバレッジがなければ、資金をそのままに差額で売買することになるので、ある意味外貨に日本円を交換するような形に近くなります。

 

そのため、FXではなくて外貨預金などの運用方法でもいいのではないか?と考えた人もいるかもしれません。しかし、FXと比べれると外貨預金などでは手数料や金利に大きな違いがあります。

 

それを知らないままなんとなく外貨預金をしている人は、なかにはFXをしたほうが良いという人もいる可能性もあるので、FXと外貨預金の違いについても見て行きたいと思います。

 

手数料の違い

外貨預金は金融機関が外貨の仕入れを行うため、実際に預金した外貨を引き出すことができるので特徴になります。ただ、FXでは証券会社が外貨を仕入れるわけではないため、架空の取引のようなものでもあります。

 

つまり、同じ外貨でも実際に現物を用意する必要がある外貨預金の方が非常に高い手数料になります。特に外貨預金は金融機関の代表的な手数料ビジネスの1つでもあります。FXの場合は売買が0.0012%で済むのに対し、外貨てするようでは約2%と非常に高い手数料が発生するのも違いの1つです。

 

空売りが可能

FXでは「売る」という売買方法があります。

外貨預金では売買に必要な通貨を実際に仕入れる必要があるため、勝ってから売るという取引しかありません。しかし、FXでは売買に必要な通貨を仕入れるわけではないので、売ってから買うという空売りができるのも魅力です。

単純に下がる場合にも下がると予測した売買で差額分の利益を得られるのは、外貨預金との大きな違いです。

 

金利が大きく異る

日本では非常に金利が低くなっていますが、海外では金利が高い国にお金を預けることで大きな利益を出すことも可能です。この金利はFXの方が高く設定されているのが一般的で、レバレッジがなくても金利で儲けることが可能になっています。

 

条件的には保有しているだけでも利益が出やすいFXの方が有利ということになります。

 

FXでレバレッジがない場合に発生する3つのメリット

それでは次はレバレッジがない場合のメリットについて紹介していきたいと思います。

 

レバレッジがあることが当たり前でもあるFXですが、実際にレバレッジがないことでどのようなメリットが発生するのか?取引で当たり前にある仕組みだからこそ見えないメリットを見ていきましょう。

自己資金以上の取引を行えるのは魅力ですが、日本であれば25倍、海外であれば100倍〜1000倍とかなりレバレッジが高くなっているので効率的な資金の増やし方をできます。

 

基本的にレバレッジのメリットを挙げると以下の3つになります。

  1. ロスカットがない
  2. 長期運用には最適
  3. 元本が0になることがない

ロスカットがない

ロスカットというのは、レバレッジの仕組みを導入した際に、自己資金以上の損失が発生しないようにするための強制決算になります。

 

しかし、レバレッジがない場合には自己資金以上の損失が発生することがないため、ロスカットによる強制決算を防ぐことが可能になっています。なので、一時的な損失でも気長に値動きによる損益を観察することができます。

 

長期運用に最適

FXでは為替市場の差額を狙って利益を出す投資です。

そのため、スイングトレードやデイトレードといったある程度売買時間を取れるトレードスタイルでは、スワップポイントを狙って金利差の利益を出す方法がかなり有効的になります。

 

先程も紹介したように、FXの方が金利は高く設定されていることが多いため、その金利差の利益を活用する形です。レバレッジがない場合には為替変動によるリスクを最小限に抑えることができるので、レバレッジがないのは長期運用には最適と判断できます。

 

元本がなくならない

レバレッジを使うことで少額でも大きな利益をだすことができますが、これは言い換えれば大きな損失が発生する可能性も高くなり、元本がなくなってしまう可能性が指摘できます。

 

ところが、レバレッジがない場合には元本が0になるということがないため、安心です。

元本割れの可能性ももちろんありますが、0になるリスクないため安心して運用でき、外貨預金よりもスワップを利用すれば利益を狙うことができます。

 

レバレッジがない場合のデメリット

それでは、もしもレバレッジがない場合にはどのようなデメリットが発生するのでしょうか?

これはFXのメリットを反転して考えてみるとわかります。

 

レバレッジがなく、長期運用に適しているということは資金効率が悪くなるため、利益が小さくなります。また、大きな利益を期待できないため物足りないと感じる人も発生するはずです。そして、まとまった資金が必要になるので、初心者には不向きな運用方法となるなど、レバレッジがないことで発生するデメリットはかなり大きく、初心者がFXに参入すること自体が難しくなってしまいます。

 

まとめ

FXの魅力は、何と言ってもレバレッジを効かせることで自己資金以上の取引ができることが挙げられます。

そのため、レバレッジなしの取引を選択した場合には、その魅力を失ってしまうので、資金効率が悪くなるなどのデメリットが生じることを考えると、レバレッジで儲けやすくなるということはないとわかります。

 

ただ、レベレッジがなくなれば、長期的な運用が基本となるので、資産運用には適した投資方法にはなるかもしれません。

また、ロスカットと呼ばれる強制決済を行われずに済むほか、元本が0にならないなどのメリットがあるため、安心して取引できます。

FXのレバレッジなしは、外貨預金に似ていますが、FXの方が取引を行う際の条件に優れています

メリットとデメリットを総合的に考えてメリットの方が優れていると感じた人や既に外貨預金を行っている人には、FXのレバレッジなしがおすすめです。

 

HAKUMA