老後35年に潜む生活問題! 現役世代が迎える「高齢社会の3大悪夢」

どうも!HAKUMAです^^

 

子供の頃は時間が経つのが物凄く遅く感じられましたが、大人になるにつれて1年があっという間に過ぎていく。

1年、5年と月日が経つにつれて気づけば子供も巣立っていき、あとは自分のこれからの人生や老後の事に備えて人生を見直すと言う人も多いはずです。

 

老後と聞くとまだまだ先のように思えますが、実際に定年と呼ばれる65歳になって慌ててもあとの祭りです。

自分が働けるうちに出来る限り苦労しないように働くのも悪くありませんが、それでは現実問題として老後に必要になるお金を貯めることは非常に難しいですよね。

 

現在、日本はかつてないほど超高齢国家になっています。

あなたの老後を守ってくれるのは「現役時代」であり、つまり今のあなたしかいません。

そう考えると、元気に働ける今のうちから老後に向けて、

自分自身で貯蓄していくしかありません。

 

世界で1番長寿である日本は衛生面でもそうですし、医療も昔に比べると発展した現代では、人生100年時代と呼ばれているようです。65歳で定年退職したとしても100歳まで活きる可能性が高いことを考えると35年の人生が残されていることになりますね。

 

35年を少なくなった年金と貯蓄だけで生活するのは、想像するだけで不安に襲われませんか?

35年といえば、子供が生まれて大学卒業し、就職して結婚、そして子供が生まれると65歳でひ孫やそのまた子供まで誕生することが可能な年月。

「老後が心配…」と今の20代まで不安を頂くような時代で、年金は貰えないものと認識している10代や20代もいるほどです。最近では、雑誌やニュース、バラエティ番組でもその深刻さが放送されるほど、高齢化が深刻になっています。

 

定年退職後の生活費を補う貯蓄を作るためにも、計画的にお金を使って行く必要もあるわけですが、まずは今の年金と将来の年金がどうなっていくのを知る必要がありますよね。

ただ漠然とした不安やメディアを通して知ったから行動しようとするのは悪くありませんが、年金がどのような問題を抱えているのかを知っておく必要があります。

投資家であれば、お金の動きや経済の流れなどに敏感になりますので、僕も老後のことを既に視野にいれて考えていますし、計画や貯蓄はないより合ったほうがマシです。

もちろん、ただ貯蓄するのではなく計画に沿ってどれぐらい必要で、どれぐらいの年数でそのお金を貯めることができるのか?を考える必要あるわけですが、現在僕が老後に向けての年金問題や20代から老後に備えようという考えに至った理由などを書いていこうと思いますので、「まだ先だと思って全然考えていなかった…」という人もぜひ参考に自分や家族の将来について真剣に考えてほしいと思います。

 

超高齢化社会によって迎える真実「意外と知らない3大悪夢」

老後は年金で悠々自適な生活をしていたのは昔の話。

国や会社をアテにしていないというのは、多くの人が認識していると思います。

現役世代に降り掛かる悪夢は、まだ将来増えます。

超高齢化に社会がなると、社会保障制度や労働に大きな影響を及ぼすことは想像に難しくありませんし、実際問題としてデータとしてどのような将来になるのか予測されています。

 

特に年金受給は、これを老後の収入と頼りすぎていては、制度改悪など万が一の時に対応できなくなるので要注意です。

ここで、現役世代が将来迎える可能性が高い3つの問題を見てみたいと思います。

悪夢① 「年金受給開始年齢の引き上げと受給額の減額」

年金受給開始年齢は原則65歳です。

それが近い将来、受給開始年齢は70歳にまで引き上げられるという見解が強くなっています。

 

日本は世界一の高齢国です。

現在30代や40代の人が老後を迎える頃には、「年金制度は破綻しているのでは?」

という年金制度そのものの存続を不安視する声を多いですが、それを裏付けるように現役として働いている人の90%以上が「年金などの老後の生活資金が不安」という回答がアンケート調査で出ているようです。

 

ここで質問です。

高齢者を1人を何人の現役世代が支えているかご存知でしょうか?

 

答えは、高齢者1人に対して2人です。

1990年代は5人で1人の高齢者を支えていたそうですが、現在はたったの2人。

2025年までは2人で支えること自体は変わらないそうですが、25年以降の人口は1億を下回り、1人の高齢者を1人で支えなければいけないほどの超高齢社会が進むと予想されています。

そうすると、「年金制度が破綻するのでは?」

と疑問に思うかもしれませんが、年金制度は破綻しません。

それはなぜか。

簡単です。年金は貰えますが、2025年以降の現役世代の年金受給額が減るからです。

多くても半分近くは減るのではないかと僕は予測していますね。

事実、既にその仕組は始まっているようですし、楽観視してまだ先と安心していては待っているのは老後破産。

確実に年金受給額が減ることを考えると、どれだけ現役時代にお金を貯蓄できるかで老後が決まるといっても過言ではありません。

それが、20代である僕がすでに老後に備えて考えている主な理由です。

正直、貰えないものとして僕は考えているので貯蓄というよりは、長期的に増えるように資産運用しているわけですが、やはり若いうちに考えておくのは間違いではないはずですからね。

 

悪夢② 「医療負担額の増加」

年金問題が圧迫するということは、超高齢化社会にともない医療負担額が増える可能性が高いのも当然行き着く答えの1つですよね。

 

高額医療費制度の負担額も増えるのでは?と懸念する声も多いなか、多くの人が20代のうちに保険に加入するが、解約するときの返金額の少なさと自分が加入する保険に対する知識の無さは世界でも悲しいことにトップです。

確かに生きている限り、病気に対するリスクや働けなくなったときのリスク、長生きしすぎたときのリスクがあるわけですが、自分の加入している保険を見直すことをおすすめします。

何十年経って無駄なお金を投資していたのであれば、長寿国である日本で暮らしている限りは老後の足枷になりかねません。

75歳からは「後期高齢者医療保険料」に切り替える必要があるわけですが、2年ごとに診断報酬が見直されるのに合わせて後期高齢医療保険料も見直される可能性大。

少子高齢化も進むわけですから今後の25年以降で保険料が上がるのは目に見えてます。

つまり、貰える年金額が少なくなるばかりか、医療保険も生活を圧迫するわけです。

そう考えると10年や20年でも意外とお金を貯める時間は少なく、「まだまだ先」なんて事は言ってられなくなります。

 

悪夢③ 「退職金が貰えない問題」

老後を彩る生活の1つとして、期待を寄せる頼りの1つが「退職金」です。

平均で2000万近く貰える退職金ですが現役世代が減れば企業の売上も落ち込み、今ほど貰えない、もしくは最悪のゼロの可能性も視野に入れなくてはいけません。

平均で2000万といっても、ほとんどの人がその平均に及ばないので、普通に考えれば退職金だけは賄うのは到底不可能です。現在は4社に1社は退職金がゼロですので、今から25年以降にこれが2社や3社になる可能性も決して低くはありません。

 

不安な将来の老後のために今から始めるべきこと

自分の将来や老後を保証するためにも今から働き、老後の問題を考えなくてはいけません。

つまり、老後に必要なお金を今から準備していくということです!

 

今の時代、将来に向けて貯蓄するだけでは、何の解決にもなりません。

今や国内の三代メガバンクの「三菱UFJ銀行」「三井住友銀行」「みずほ銀行」の普通預金金利は0.001%です。

1000万貯金したとしても、1年で1,000円。

10年で10,000円にしかなりません。

この先も物価が上昇していけば、実際に資産は目減りするだけの恐れが高くありますよね。

また、当然人口が減れば、不動産の価値も下落します。超高齢社会では国土は変わらずに人口は減るので自ずと値崩れが起きるのは必然。首都以外の不動産価値は10年後にはさらに下落する可能性があります。

最悪、購入した不動産の返済ができないという自体にもなりかねません。

年金に医療費、退職金と老後のことを考えると不安も多くあります。

 

そのためにも今から何をするか?

という行動で今後の人生が大きく左右されます。

「まぁ、大丈夫でしょ!」と楽観視するのはいいですが、困るのは20年後30年後のあなたです。

そうならないためにも、貯金するのではなく、自分の資産を増やし、そして老後に必要なお金を貯めるためにどうすればいいのか考えて行動することは必ず必要になります。

 

将来のことは未来ではなく、今のうちに真剣に考えて行動に移せるようにしていきましょう。

この記事で少しでも不安になったということは、なにかしらのシコリがあなたにもあるはずです。

なので、少しでも将来のシコリをなくせるように、しっかりと自分の資産を増やして老後のそなえた行動をできるようにしていきましょう。

HAKUMA