AIで仕事がなくなる? 危機感の割合が低い日本の人工知能対策と未来

どうも、HAKUMAです。

 

AI(人工知能)という言葉がニュース番組やドラマでも頻繁に聞くようになり、書籍でも紹介されるようになって、僕たちの生活でAIという言葉を耳にする機会というのも非常に増えてきたように感じます。

 

ニュース番組で耳にするAI(人工知能)の進歩や書店に置いてある本というのも「AIによって〜」「AIが行う〜」などと、やたら不安を煽るようなキャッチコピーで宣伝されています。

近年、急激な技術の進歩で耳にすることも多くなったAI(人工知能)ですが、具体的にどういったもので、将来的にAI(人工知能)によって僕たち生活のどのように豊かになるか疑問に感じませんか?

 

また、豊かになるだけではなく、僕たちの生活を脅かやかす恐れがあるとすれば怖いですよね。

映画ターミネーターのように「人類反逆!!」

なんて現実味のない想像に過ぎませんが、人間が手を加えなくても作業効率が捗り、そして人の役に立つことが最適化されることで、時間短縮と人間の考えをまったく必要としなくなる時代がくるかもしれません。

しかし、人の役に立つことが最適化されるということは、同時に人の手が入らなくても作業ができるということを意味しています。

 

映画であるようなAI(人工知能)による最悪の未来が訪れることはないかもしれませんが、AI(人工知能)によって仕事がなくなるという未来は将来的に訪れるかもしれません。

「まだまだ将来的な話でしょ?」

なんて思った人は、危険意識が低いかもしれません。

 

日本は特にAI(人工知能)の開発に関しては後進国であり、危機感を抱いている割合が低いと言われています。

ただでさえ、人手不足と騒いでいる日本ですので、AI(人工知能)や最先端技術で人手不足を補えるのであれば、需要はマッチしている状態。

 

そうなると、AI(人工知能)を導入する企業や最先端技術を取り入れる企業も早い段階でくるはずです。

 

10年前と比べるとスマホはなく、ガラパゴス携帯であったこと。

そして、自動で掃除してくれるルンバやVRという映像技術が今では当たり前に生活に溶け込み、某携帯会社ではAI(人工知能)搭載の機械がいたり、宅配物に関してもドローンによる試験段階が行われていることを踏まえると、将来というには遠くない未来。

それこそ、10年から20年という僕達がまだ現役世代の時点で訪れてるとしたら?

 

それこそ、働いている人にとってはかなりの脅威ですよね。

「まだ働けるのに働けない」

日本は長寿大国ですので現役世代も世界と比べると長いです。

 

まだ数十年は働きながら生きていくはずが、AI(人工知能)や機械によって働きたくても働けず、収入がない状態に陥ってしまった。

 

なんてことは、まだ将来的な話と頭では思いつつも「もしかしたら…」という不安を抱いている人も多いのが現実です。

 

今回は、そんなAI(人工知能)や最先端技術の進歩で、将来的になくなる仕事変わる生活をお伝えしていきたいと思います。

良い大学に進学すれば高年収、公務員になれば将来安泰。

そんな日本社会の共通認識と価値観からくる停止思考は、本文を読み終わる頃にはAI(人工知能)や技術の進歩で覆る可能性があるということを思い知ることになるかもしれません。

 

そもそもAI(人工知能)ってなに?

2016年から頻繁に耳にする機械が増えた人工知能とは、そもそもどういったものかご存知ですか?

恐らく、多くの人が「分かるようで分からない」「説明できない」

といったあやふやな認識な方も多いでしょう。

 

AIの正式名称は、「Artificial Intelligence」ですが、正直AIの正式名称なんてどうでもいいですよね笑

人工知能は簡単に説明してしまえば、

人間の脳が行っている知的な作業をコンピュータで模倣したソフトウェアやシステム。

具体的には、人間の使う自然言語を理解したり、論理的な推論を行ったり、経験から学習したりするコンピュータプログラムなどのことをいう。

と専門用語も交えて聞くとまだ首を傾げますよね。

正確にいうと、AIに厳密な定義というものは定まっていませんが、敢えて分かるやすくいうのであれば、「人工的に作られた人間のような知能」という定義するのが一番分かりやすいAI(人工知能)の認識でしょう。

 

もっとイメージしやすく表現するのであれば、人間は親から子供に、そしてまた親から子供というように命を育み、義務教育から大学や専門学校、そして社会に出て学んでいくわけですが、学んた知識や経験というのは受け継ぐことが出来ません。AIは、ひたすら親から子に学んだことを受け継ぐ機械であり、、経験や知識を忘れたり、学んだことがなくなってしまうことがなく蓄積されるので、人間では到達し得ない領域にまで達すると言われています。

 

早い段階でAIがニュース番組でも取り上げられることになったのは、将棋界で名人と勝負したことで格段に露出が増えてからです。数年から数十年は名人に勝てないといわれていたAIですが、負けを繰り返すなかで学習し、想像を遥かに越えてAIが勝利することが早かったことで、注目を浴びるようになりました。

 

2060年という将来にはAIによって仕事が激減(なくなる)?

将来という曖昧な未来の表現ではなく、現実問題として2030年には人間同様に様々な知的作業をこなすことができるAIが出現し、2045年に一般的に普及。

そして、2060年には現在ある仕事のほとんどがAIによって取って代わられていると言われています。

 

早いような遅いようなイメージが湧きづらいですが、10年でここまで技術進歩したことを考えると、あと40年もあれば実現できそうにも感じますよね。

あくまで予測されていることですので、もっと遅いかもしれませんし、もっと早いかもしれません。

しかし、生きている間に実現はするでしょうし、AIによって困る当事者にならないためにも、それまでの時間を有効活用し、別の収入口を確保する方法というのは身につけておいた方がいいはずです。

 

AIが人間の知能を越えてしまえば、そのAI(人工知能)がAIを作り、そのまたAIがAIを作るという流れでより性能の良いAI(人工知能)が誕生するため、爆発的に進歩のスピードは早まります。

 

結果的にAIの進化が技術の進化も生み、その恩恵を一部の人が独占するような形になります。

一部の人が独占するというのは、簡単に言えば一部の人に富が集中するということであり、社会の大多数に、よりお金が回ってこなくなる状況になるということです。

 

AIによって10年で「消えてしまう仕事」と「なくなる仕事」

コンピューターの技術革新が凄まじい勢いで進む中で、これまで人間にできないと言われたい仕事がロボットや機械に取って代わられようとしています。

AI(人工知能)だけに限った話ではなく、ロボットや機械の進化というのも僕たちの仕事形態を大きく変えてしまう可能性が高いわけですが、上記の画像は10年で消えてしまう可能性が高い仕事です。

 

簡単に言ってしまえば、データ入力や反復作業などはほぼ消えてしまい、専門職などの特化した分野の仕事が最後まで生き残るといわれています。今後の10年〜20年程度で47%の仕事が自動化されるリスクがあるという結論が出ていますが、よくよく生活を振り返ってみると、現在でも無人レジがスーパーでも当たり前になり、一部店舗のコンビニでも無人レジの導入が始まっています。

 

また、コンビニでは無人レジどころか、まったく人のいない無人コンビニも試験段階に入っており、コンビニに人がいなのも当たり前になるかもしれません。

 

弁護士や警察までなくなる可能性が!?

本格的に仕事がなくなる可能性が出てくるわけですが、医療の分野でもビックデータを用いて人間よりも高精度な結果を導き出すことが可能だとか。

病院にいったら、医者がよくタブレットやPCで症状検索していると思いますが、いずれ医者もいなくなり、自動的に症状などから該当する病気を割り出すことが可能になるでしょう。

また、過去の患者データなどからそれぞれにあった最良の治療計画を組み立てることも成功しているそうなので、いずれはスマホやPCなど自宅にいながら症状がわかり、薬をドローンで運んでくれることで、外出が厳しい高齢者にも優しい体制になりそうですね。

 

海外では弁護士も既にアシスタントや契約書、特許専用弁護士の仕事は高度なコンピューターに行われているそうです。警察に関しても街頭や歩道にセンサーが張り巡らされ、音や映像を記憶することによって、「警官の人数を減らせるかもしれない」と期待されています。

 

人間は休憩や睡眠をとる必要があるぶん、24時間365日観察が難しいですが、AIや機械をうまく使っていけば、常に膨大な量から最適な答えを出し、休みなく働いてくれます。

このことだけ聞くと利便性は高いことが分かると思いますが、働かせすぎると不満が出たり、体調によっても効率が変わる人間よりAIやロボット、機械を変わりに導入しようとする経営者や企業も増えてくるかもしれません。

 

ちなみに、先程の画像で説明した「10年後に消えてなくなる職業と仕事」の一覧は、一部のものになりますので実際にはもっと多い仕事が各分野でなくなるのでは?と予測されています。

 

AIの節目は2045年!?「Googleが発表した2045年までに実現される事」

この動画はYouTubeにアップされている動画の1つです。

Googleは2045年に既にAIの進化によりどのように社会が変わるのかを予測しており、2045年を目処に人間の知能をAIが超えるため、そこからの職業形態や生活もさらに変わると言われています。

それこそ、2045年以降の未来は想像以上の発見や発展がAIにより待たされている可能性があります。

 

約20年の歳月でかなり僕たちの生活が一変していくのですが、GoogleがAI搭載のスピーカーを発売したことを考えると、少しずつ生活に溶け込むからこそ、僕たちが気付くことが遅れてしまいます。周りを見渡せはAIが生活に溶け込んでいることが当たり前になって、仕事場でもAIや機械の導入を検討する話が出てくるかもしれませんね。

 

知られていない生活に溶け込み始めているAIと信じられない進化

ソフトバンク社のPepper(ペッパー)やGoogleのAI搭載のスピーカーなどは、ニュース番組やバラエティ番組でも取り上げられることが多いため知っている人も多くいます。

しかし、あなたが知らないだけで意外なところで既に社会に役立っているAIをご存知でしょうか?

 

知っているようで知らない、僕たちの生活に入りつつあるAI進化の現実を少しだけ紹介します。

また、「ここまで進化しているのか!?」

というAI(人工知能)の凄さも同時に知っていただけばと思います。

 

 

味覚センサーによる食べ物の組み合わせ

スイカに塩をかけると甘くなることは誰でもご存知かと思いますが、そういった意外な組み合わせ。

つまり、人間がまだ試したことのない食べ物の組み合わせを成分から分析し、今までにない料理や新しい美味しさを体験することができるようになるかもしれません。

実際にAIを用いて導き出された組み合わせを食事会で出した飲食店もあるそうで、知らないだけであなたの食べているものが気づけばAIが生み出した新しい味覚かもしれません。

 

日本の外食系企業は既に導入しており、僕たちの食の部分にまで影響が出てくることでしょう。

 

芸術や3Dなどの表現の世界にも進出

この写真のように見える女子高生ですが、これはAIが作製した3Dの写真。

既にAIは芸術や人間が好みそうなイメージを形にすることも可能になってきています。

ゲーム業界やアニメ業界への実用性はまだ早いものの、そういった電脳世界以外にも芸術的作品をAIに書かせることに成功しているため、将来的には自分の好む二次元のキャラクターを書いてもらったり、あなたの生まれてくる子供の老後までの顔やスタイルといったものも、全て見ることができるような社会になるかもしれません。

 

デザイナーベイビーと呼ばれる、自分の子供の顔を生まれる前から「格好良く」「可愛く」することが出来るように2025年までになると言われているので、子供の顔や成長もAIの技術を組み合わせることにより進化し、親次第になるかもしれません。

 

AIや技術の進歩が進むとともに、次世代の親達はキラキラネームというユニークな名前の次は、どのように子供の干渉していくことになるのか、想像するとちょっと怖い気もします…。

 

AIによる自分の可能性を数値化して得意分野が分かる

最近話題になっているのが、生活習慣や性格をAIが分析して「スコア」化するサービス。

一問一答のチャット形式の質問の答えていくことで、自分の知らなかった一面や行動習慣を評価してくるアプリがスマホでも誕生しています。

このAIを使った数値化は、融資でネット申込みをするときなどに活用されることもありますが、生活の中でデータとして自分の運動量や体重、はたまた性格や才能という人間の目に見えない能力の数値化も始まっています。

 

最近はアプリでも「AI搭載」という表記を見ることも多くなりましたが、僕たちの生活に浸透していくのに時間がかかるぶん、気づきにくいのかもしれません。

しかし、既に自分が使っている電子機器を通してAIに頼っている人も多いのではないでしょうか。

 

人間の考えていること脳内イメージをAIが映像化

「相手の頭の中を見てみたい」なんてことを考えたことはないでしょうか?

有名な経営者やデザイナーなどをテレビで見ていると「この人の頭の中はどうなっているんだろう」と思ったことがある人は少なくないはずです。

 

現在開発段階ではありますが、京都大学の研究チームがAI(人工知能)を使って、人の頭の中を覗けるようになるものを脳波の活動パターンから解読して画像化しているそうです。上記の動画では、左の画像とまったく異なりますが、大きさや一部のイメージでは一致している点もあることが分かると思います。

 

これを僕が知ったのは、ホンマでっかTVという番組で武田邦彦先生が紹介していたのを視聴していたからなのですが、AIは思った以上に進歩していると感じた瞬間であり、人の頭の中を覗くことの進化力を見せられては、10年後や20年後のよりAIが進化した時、既に相手の考えをイメージ化することが可能になっているかもしれないと、頭によぎりました。

 

実際にこのAI技術が使われるのは、嘘発見機の変わりなど犯罪を犯した人など一部の人間だけなのですが、それこそ映画ターミネーターのように人類にAIが反逆してきたら、技術力や思考力だけではなく、考えるていることも筒抜けだということに恐怖を感じてしまいます。

1つ間違えれば、かなり危ないものなので、犯罪に使われないこと祈るばかりですね。

 

まとめ

如何だったでしょうか。

近年、AI(人工知能)の技術が目覚ましい発展を遂げている影響で、色々取り上げられる事も多くなりましたが、僕たちの生活に溶け込み、豊かになると同時に、色々な問題も上がってきます。

技術の進歩は嬉しいですが、自分の将来が脅かされる可能性もあるのであれば話は別ですよね。

 

世界的に見てみるとAI(人工知能)の技能ランキングトップ3は、

「アメリカ」「中国」「インド」だそうです。

 

日本はAIの分野でいえば、開発が遅れているほうです。

そのため、注目はされても積極的に開発されている企業や研究グループも少なく、情報が遅れて入ってくることが多くあります。

 

AIだけではなく、技術の進歩による人手不足も解消される方向に進んでいるので、「まだまだ将来の話」で片付けるのは危ないかもしれません。

 

明日明後日、そして1年後といった近い将来ではないことは確かですが、10年後や20年後は確実に僕たちの背後にその影は忍び寄っているでしょう。

本文を読んであなたは、どのような考えや主張を抱いたでしょうか?

そして、知ったのであれば、どのように将来を見据えて生活しますか?

 

AIが進歩しているといっても、そのAIが本格的に参入してくるのは将来の話ですので、それまでの時間をどのように使うかで、AIによる恩恵を得るのか。あるいは、AIによって不運をもたらされるのか変わるのかもしれません。

 

そんな不安を抱くことが多くなった、僕のここ最近のAIについて関心をまとめた記事でした。

過去の記事では、投資の分野でAIのことを書いた記事もあるので、

良ければ参考に読んでみてください。

→【FXで人はAI(人工知能)に勝てない!?淘汰される投資家の未来

 

それでは、HAKUMAでした。

 

 

HAKUMA